レビトラの注意点

世界で初めてED治療薬として認可されたバイアグラを始め、日本では3種類のED治療薬が認可されています。そのなかで2番目に承認を受けたED治療薬が、レビトラです。レビトラという名前は、フランス語の男性定冠詞である「le」とラテン語で生命という意味の「vitra」を組み合わせたもので、男性の生命を表しています。

世界初のED治療薬として発売されたバイアグラは、世界的に大きく注目されました。バイアグラはもともと狭心症の薬として開発されたものですが、偶然EDに効果的であることがわかり、適応症として発表されました。アメリカでは1998年に発売され、日本でも1999年から販売が開始。当時は一大ブームを巻き起こしました。しかし、バイアグラには食事の影響を非常に受けやすいという欠点があり、服用の際は食事と性行為のタイミングをよく考えなければなりませんでした。これを解消したED治療薬が、レビトラです。レビトラはバイアグラに比べて食事の影響を受けにくく、標準的な食事であれば影響がありません。このことから、レビトラはバイアグラの欠点を解消するために開発されたED治療薬であるといわれています。

レビトラは前述したように、即効性が高いED治療薬として知られています。服用から20分程度で効果が現れ、最高血中濃度に達するまでに40分~50分程度であるとされています。そのため、性行為を行う30分前くらいに飲んでおけば、理論上は問題がないといえます。しかし、効果を発揮するまでの時間や最高血中濃度に達するまでの時間には個人差があり、場合によってはこれより遅くなってしまう可能性もあります。そのため、確実に効果を得るためには性行為を行う1時間程度前に服用しておきましょう。

また、レビトラはバイアグラに比べて食事の影響を受けにくい薬だとされていますが、まったく影響を受けないというわけではありません。最大の効果を得るためには、やはり空腹時に服用するのが最適であるといえます。食後に服用しなければいけない場合は、あっさりとしたメニューを選びましょう。

レビトラを服用する場合、基本的には水で飲むことになりますが、お茶やお酒、ジュースで飲んでも問題はないとされています。薬によってはアルコールなどで服用すると薬の効果が強まったり逆に弱まったりするケースもありますが、レビトラではそういった効果は認められていません。少量のお酒であればリラックス効果が得られるため、ED改善に関してはむしろいい効果があるともいわれています。ただし、過度な飲酒は危険であるため注意が必要です。

また、ジュースは基本的に問題ありませんが、グレープフルーツジュースでの服用は危険です。グレープフルーツにはフラノクマリン酸という成分が含まれており、薬の吸収率を高める効果があります。これによって予期せぬ副作用が発生する可能性もあるため、注意が必要です。